2025.08.08

「可愛げ」が、人を惹きつける

広告営業の仕事柄、日々たくさんのプランナーやクリエイターの方々とお会いします。
企画演出ディレクター、Webディレクター、マーケティングプランナー、アートディレクター、グラフィックデザイナー、コピーライター…
それぞれが、その方だけの感性と表現力を持っていて、どこかアーティスト的なオーラをまとっている。

第一印象では少し近寄りがたいと感じることもあります。
(なかには昆虫博士のように、ひとつのことに情熱を注ぎ込んでいるような方も…!)

でも、打ち合わせを重ねる中で、ふと見せてくれる表情や言葉に、
こちらの心がじんわりと温かくなる瞬間があるんです。

その“あたたかさの正体”の多くが――「可愛げ」なんです。

実際、そうした方々にクライアントとの打ち合わせに同行いただいたときなど、
その“可愛げ”に触れた瞬間、クライアントのご担当者様がすっかりその方のファンになってしまう。
そこに信頼が生まれ、受注につながる、という経験を何度もしてきました。

誰の中にもある「可愛げ」という魅力

人と話していて、ふとした瞬間に
「ああ、この人ってなんだか愛おしいなあ」と思うこと、ありませんか?

それは、完璧さではなくて、
少し不器用だったり、意地を張りながらも照れたように笑ったり、
「ありがとう」「ごめんなさい」をまっすぐ伝えようとする気持ちだったり。

そんな自然な仕草や表情に、心がふっとほぐれる――
それこそが「可愛げ」だと思うのです。

「可愛げ」は、特別な才能ではありません

高いスキルや華やかな外見ではなく、
その人の声のトーンやまなざし、空気感、そして相手を想う優しさがふと表に出たとき、
人は思わず惹きつけられるものです。

そして、それは誰にでも備わっているもの。
「自分には可愛げなんて…」と思っていても、
真剣に向き合っているとき、照れながら話しているとき、
夢中で好きなことを語っているときなど、あなたの中にも確かに息づいています。

可愛げは、育てていける

生まれつきの性格だけでなく、
ほんの少しの心がけで可愛げは育ちます。

たとえば、相手の話に耳を傾けること。
素直な気持ちを少し勇気を出して伝えてみること。
「ありがとう」「ごめんなさい」「助けてください」といった言葉を、
ていねいに届けること。

それらの積み重ねが、あなたの魅力をより柔らかく、あたたかくしてくれるのです。

さいごに

「可愛げ」は、人と人の間にそっと花を咲かせてくれます。
安心感をもたらし、信頼を育み、距離を自然と縮めてくれる。

私たちは皆、生まれながらにその種を持っています。
無理をせず、飾らず、あなたらしいやわらかさを、ぜひ大切に。

そして時には、自分の中の可愛げにふと気づいて、
やさしく微笑んでみたくなるような――
そんな日々を、ゆったりと歩んでいきたいですね。

t.naka