2025.12.09
サイズビジョンという会社 ―― “紳士的であれ”を合言葉に
アド・タイムで35年、さまざまな映像制作会社とご一緒してきました。
その中で、企画からしっかり作り込みたい案件になると、
私は自然とサイズビジョンに声をかけていました。
外から見ていた当時
落ち着いた所作や判断の丁寧さに、何度も助けられたものです。
打ち合わせでも撮影現場でも、誰かが慌てていても慌てない。
(少なくとも、そう見えていました…)
静かに、淡々と、しかし芯のある姿勢で向き合う。
その安心感に、私は密かに感心していました。
ただし、“紳士的”とは「何でも受け入れる」ということではありません。
準備が整っていない案件には、はっきり「できません」と伝える。
品質を守るために必要な姿勢を貫く——
その一本気さが、とても清々しく感じられました。
そして4年前
ご縁あって私自身がサイズビジョンの一員となりました。
立場が変わり、内側から見るようになっても、
あのとき抱いた印象は変わりません。
むしろ、メンバー一人ひとりが静かな情熱を持ち、
誠実に仕事と向き合っている姿が、
以前よりもずっと鮮明に見えるようになりました。
もちろん、近くで見れば驚くこともあります。
「これはどうなるん…?」という場面もあります。
しかし、それも会社が前へ進もうとする過程のひとつ。
そして私自身も、十分その仲間の一人です(笑)。
“紳士的”とは何か。
その言葉の意味を、昔より深く考えるようになりました。
派手ではなく、
声を荒げることもなく、
過度に飾り立てることもない。
ただ、まっすぐに向き合い、
考え、
丁寧に届けようとする——
そんな静かな強さのことなのだと、今は感じています。
私はアド・タイム時代に抱いていた “サイズビジョンの良さ” を、
若いメンバーにも、そして永く共に働いている仲間にも、
もう一度しっかり思い出してほしいと思っています。
これからの時代にこそ、継承すべき価値なのだと感じています。
そのためにも、まずは私自身が問い続けなければいけません。
「自分は今、紳士的か?」と。
サイズビジョンが永く大切にしてきたものを、
改めて見つめ直し、磨き上げ、
静かに、しかし確かに前へ進む。
その一歩一歩が、きっと会社の未来を形づくっていくと信じています。
もし「どこが紳士的なのか?」と感じられた方がいらっしゃれば、
どうぞお叱り下さいませ。
私たちは、その声を大切にし、さらに前へ進んでいきます。
t.naka