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Column

2025.07.01

令和の式年遷宮が始まる

令和7年の今年、伊勢神宮で第63回神宮式年遷宮がはじまりました。 この厳粛な神事は、20年に一度、 天照大御神をお祀りする内宮(ないくう)と、 豊受大御神をお祀りする外宮(げくう)の社殿を新たに建て替え、 神様にお遷り願うという重儀です。   歴史的・文化的価値を評価する世界遺産とは一線を画す、 神宮の「常若(とこわか)」という精神― すなわち式年のサイクルは、神事としての意味に加え、建築や伝統工芸技術の伝承を見据えており、 新たな社殿、新たな御装束や神宝を調製します。 神様には永遠に若々しく常に清らかな社殿にご鎮座いただき…

2025.06.20

コミュニケーション向上シリーズ 第2回 「共感力」~相手の気持ちを感じとる~

■はじめに 前回の「傾聴力」に続いて、第2回は「共感力」について考えてみたいと思います。 日々、人と関わる仕事をしている方や、新しく社会に出たばかりの方にとって、ちょっとしたヒントになれば嬉しいです。   このシリーズは、人と向き合う中で欠かせない“つながり方”を改めて見直すものとして始めました。同時に、私たちサイズビジョン自身も、普段の仕事の中で何を大事にしているのかを言葉にしてみようと考えたのがきっかけです。   〇共感力って、なんだろう? 「共感力」と聞くと難しく感じるかもしれませんが、すごくシンプルなんです。 相手の立場になって考…

2025.06.12

「どうですか?」はアカン 「どやっ!」

取引先との関係は上下ではなく、対等でなければならない。 取引先は「下請け」の言葉通り、上下関係でいえば業者を下に見る傾向がある。 「仕事を出してやってる」は典型的な例で、その態度に憤り、今まで私も何度も取引先から切られ、切っていった。 上下関係で仕事を続けていると、長く仕事をやっていくうちにどうしても不満も出るし、 長年の不満が大きなトラブルになり、取引停止など不測の事態に発展する恐れもある。   これは相手先にも問題があるが、業者である私たちの接し方に問題があるのではないか。 例えば我々が医者にかかる時、儲けさせてやるからと医師を下に見るだろうか。対等…

2025.06.03

かんじる

 「どんな仕事してはるの?」 いつもの地元理容店で散髪をして頂きながら店主に聞かれ 映像制作の仕事してると答えると 「音響できますか?」と続けて聞かれ うーㇺ、経験あるけど30年ほど前に現場離れてるしー 事情を説明すると「今度、ゴスペル見に来てください」と…   かんじるところはこの理容店の会話から始まります   ある介護施設のホールで、地域のゴスペルを楽しむ仲間の ミニコンサートが開催される。 聞けば、先程の理容師さんが中心になって二カ月に一度ほど 市内の老人ホームやデイサービス等の介護施設を巡回しながら…

2025.05.29

コミュニケーション向上シリーズ 第1回  「傾聴力」-相手の話を深く理解する

はじめに このコラムで、誰に、何を、伝えるか。私たちの映像制作という仕事において最重要なオーディエンス像とそのゴールが見えず記事を書くのに時間がかかっていましたが、勝手にオーディエンス像を描きました。 それは、新入社員さんに向けた情報提供をし、円滑で素敵な社会人生活を送られることを願った情報にします。また自分自身でも再認識できる情報を心がけます。 まずは私たちの日常生活において、不可欠な「コミュニケーション」をテーマに絞りました。   みんな知っているコミュニケーションの重要性 仕事でも私生活でも、人との関わり合いをスムーズにし、より良い人間関係を築くためには…