彩’s style -ひとひらのオモイ-

Column

2026.10.01

必要とされる人

豊臣秀吉が竹中半兵衛を説得した際に語ったとされる言葉があります。 「人の為に生きてこそ人」 私はこの言葉に、人が社会の中で果たす役割の本質を見る思いがします。 仕事をしていると、つい自分の成果や評価に目が向きます。 どれだけ売上を上げたか。 どれだけ良い作品をつくったか。 どれだけ評価されたか。 もちろん、それらは大切です。 しかし長い年月を経て感じるのは、本当に価値があるのは「どれだけ必要とされたか」ではないかということです。 必要とされる人は、自分の利益より先に相手の成功を考えます。 お客様の期待に応えようとする。 そのために同僚や協力…

2026.09.21

型を知るからこそ、表現はどこまでも自由になる

■茶色い「男の弁当」からの脱却 ここ一年ほど、自分でお弁当を作ってきた。 と言っても見た目や栄養バランスなんて一切考えない、その日の気分で食べたいものを詰め込むだけの、茶色い「ザ・男の弁当」。   ■ひょんなきっかけから始まった「レシピ通り」の毎日 そんなスタイルが一変したのは、息子の夏休みがきっかけだった。 妻はリモートワーク勤務だが、仕事柄どうしても決まった時間に昼休みをとるのが難しい。一方で、息子は毎日の習い事のために決まった時間に家を出ていく。 二人の時間がどうしても合わないため、ひょんなことから私が息子の分のお弁当も作ることになる。 流石…

2026.09.11

人の心を動かすには。

「どうしたら売れますか?」 「どうしたら人が集まりますか?」 「どうしたら知ってもらえますか?」 マーケティング営業の仕事を長くしていると、 そんなご相談をよくいただきます。 Web、動画、SNS、広告…… もちろん、いろんな方法を考えます。 そしてお客様の前では、 ちゃんと考えて、ちゃんと提案して、 できれば少しカッコよく(笑) お話ししようと思っています。 ……最初は。 でも話しているうちに、 「それ、本当に必要ですかね?」 「私、ちょっと違う気がするんです」 「で、ぶっちゃけ、どうしたいです?」 だんだん本音が出てくる。汗 すると不思議なもので、 「実…

2026.09.01

「そこそこ!」が分かるプロ

最近、毎週欠かさず通っている場所がある。 整骨院だ。 以前から体のあちこちに違和感があった。最初は「まあ、そのうち治るだろう」と放っていたが、少しずつ気になるところが増えてきた。 「さすがに一度ちゃんと見てもらったほうがいいかもしれない。」 そう思って、意を決して近所の整骨院へ行ってみた。そこはかなり人気の整骨院で予約はいつもいっぱい。以前から何度か利用していたカミさんから「いい先生だから」と聞いていたのが通い始めたきっかけだった。 それから、はや4か月。 以前に比べればずいぶん楽になったが、それでも週末になるとまた少し気になるところが出てくる。施術の前には…

2026.08.21

センスを仕組みに変える会社

最近、SNS運用の新しいサービスについて相談を受け、考える機会がありました。   これまで私たちが多く手がけてきた映像制作は、十分な準備期間を設け、案件に応じたスタッフと機材をそろえ、演出、撮影、編集、CG、音響効果、MAなど、複数の工程と確認を重ねながら、一本の成果物を仕上げていく仕事です。   一方、SNS運用は少し性質が違います。大規模な制作体制で一本の完成度を追求するというより、フットワークの軽さを活かした少人数の体制で、企画から撮影、投稿までを機動的に進めていく。投稿後の反応を確認し、次の企画や構成に反映する。一回の完成度だけではなく、試し…