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Column

2026.04.13

情報の源

今まで私の情報源はまずは新聞、NHKのニュースからであった。 それらの情報源は信頼度も高く、取引先の方と話していても共通の話題に持っていきやすかった。 昔、外務省に働いている人から聞いた話だが 「ヒューミント(人が媒介した情報)の99%の情報は新聞である」と、 だから諜報活動をする上においても新聞は絶対的な位置を占めていた。 それほど主要な情報を網羅し、信頼度も高かったのである。   新聞社やテレビ局はこの信頼を守り、得るために多額の費用と人材を投じてきた。 それでも間違った情報を流せばそれなりのペナルティが課せられたのである。 …

2026.04.01

点がつながる組織へ

私たちは、クリエイティブを“点”で終わらせない組織を目指しています クリエイティブの現場は、高度な専門性によって支えられています。 マーケティング、企画制作、撮影、編集、MA、そしてAI。 それぞれが自立したプロフェッショナルであることは、品質の前提条件です。 しかし同時に、専門性の分断は価値の分断にもなり得ます。 総合プロダクションが陥りやすい独善化。 個の最適は、必ずしも全体の最適ではない。 この構造的な課題を乗り越えるために、私たちは今、 共生(つながる力)を戦略の中心に据えます。 ブレーンも含めた個々の専門が有機的に連携し、“線”となること。 その線が複…

2026.03.19

この先を想像してみた

AIによって「仕事ってどう変わるんだろう」くらいの、軽い興味でした。 企画も、編集も、提案書も、AIがどんどんうまくなっている。 スピードも精度も上がって、人間より良い結果を出す場面も増えてきた。 それ自体はすごいことだし、便利だと思っています。   でも、少し経ってから、別の問いが出てきました。   「じゃあ、人間の価値ってどこに残るんだろう。」   答えは、まだ出ていません。今も、正直よくわかっていない。 以前は、「AIを活用し、より良いものをつくることが人間の仕事だ」と思っていました。 &nb…

2026.03.10

市場から学ぶこと

お客様との会話の中で、 はっとさせられることがあります。 仕事をしていると、 つい社内のことに目が向きがちになります。 組織の体制や役割分担、業務の進め方など、 どれも大切なことです。 ただ、長く仕事をしてきて感じるのは、 会社を成長させてくれるのは社内だけではなく、 市場なのだということです。 以前、お客様からこんなことを言われたことがあります。 「仲さんは一生懸命で、お願いしたことは丁寧にやってくれる。 でも、提案があまり無いですね。」 当時の私は、依頼されたことをきちんと仕上げることに 意識が向いていたのだと思います。 最近では、お…

2026.02.27

「預かる」という責任

我が家には5歳になる猫がいる かけがえのない家族の一員だ。   その日、猫の様子があきらかにおかしかった。餌も食べないうえ、かなり辛そう。あわてて動物病院へ連れて行った。検査の結果は腸閉塞の疑い。さらにCTを撮ると、原因はおもちゃの破片だった。遊んでいるうちに誤って飲み込んでしまったらしい。 すぐに手術となり、無事に異物の摘出は成功した。しかし安堵と同時に強く残ったのは、「これは防げたのではないか」という自責の念だった。おもちゃの劣化に気づきながら、まだ大丈夫だろうと思ってしまったこと。片付けを徹底していなかったこと。すべては飼い主である自分の管理不足に起…