彩’s style -ひとひらのオモイ-

Column

2026.08.10

動く人が、場をつくる。

やってみせ 言って聞かせて させてみせ ほめてやらねば 人は動かじ   この言葉の核心は、「見せる」ことにある。語るだけでは不十分で、まず自分が動く。その姿が、周囲の空気を、じわりと変えていく。 考えてみれば、私たちが誰かに影響を受けたとき、それは言葉だったでしょうか。それとも、その人の行動だったでしょうか。おそらく多くの場合、行動だったはずです。 職場でも、同じことが起きています。一人が手を挙げると、次の誰かが動きやすくなる。一人が新しいことを試すと、隣の誰かが「自分もやってみよう」と思い始める。その小さな連鎖が、やがて組織全体の風景を変えていく。 &nb…

2026.08.01

「やりがい」とは

VEという仕事 私がこの業界に入った1980年代は、映画業界の方々が本格的にビデオ作品に携わり始めた時代でした。 「作品を作る」という本質は映画もビデオも変わりませんが、撮影から仕上げまでの工程は大きく異なり、その中でVE(ビデオエンジニア)の役割は非常に重要なものでした。 VEは、打ち合わせから撮影、仕上げに至るまで、撮影部や照明部などを技術面から支える、いわば「女房役」のような存在です。私は入社当初、そんな先輩VEの方々と一緒に仕事をさせていただき、毎日が学びの連続でした。現場での判断力や技術力、そしてスタッフとの信頼関係を築く姿を間近で見ながら、多くのことを吸収してきました…

2026.07.21

人間力

世界中を熱狂の渦に包み込んだサッカーワールドカップ2026。 みなさんも睡眠時間を計算しながら日本代表の応援をしてましたか? 今大会、日本代表のピッチ上での熱戦やスター選手たちのスーパープレーも 素晴らしかったですが、それ以上に盛り上がったのが本田圭佑さんの解説です。   (相手選手に向かって)「めっちゃウザい」 (レフェリーのジャッジに対して)「なぁんでやねん!」 (途中出場する選手について)「俺の方が緊張してるかも」 (盛り上がるファンや視聴者に向けて)「いけいけドンドンやて」   炎上などどこ吹く風といわんば…

2026.07.11

賢者は歴史から学ぶ

皆さんは人生で誰かを手本にされたり、影響を受けたりしていますか? 私の行動力の源泉は本であり、新聞、テレビです。 ここで得られた情報が私の人生の方向を決めたと言っても過言ではありません。 小学生の時は偉人の自伝を読み感銘を受け、その道に興味を持ったり、 中学2年に読んだ商売の本は自分が起業するきっかけとなりました。 学生時代に読んだ本は、自分の生涯、愛国心を持ち行動に間違いは無いかを自問自答する契機になりました。 おかげさまで今のところ大過なく過ごせています。   昔から賢者は歴史から学び、愚者は経験で学ぶと申します。 現代は情報…

2026.07.01

信長の逸話が教えてくれるもの

戦国時代の武将たちは、敵将の首級を挙げることで名を上げました。 しかし桶狭間の戦いで織田信長が最も重視したのは、最後に槍を振るった者ではなかったと言われています。 勝利を決定づけたのは、「今川義元がどこで休息しているのか」という情報でした。 どれほど勇猛な武将がいても、敵の居場所が分からなければ勝機はありません。 結果を生んだのは、一撃ではなく、その前に存在した情報でした。   私たちの仕事も似ています。 営業の世界では、契約を取った人が称賛されます。 もちろん、それは大切な成果です。 しかし、その契約は本当に一人の力だけで生まれ…